トライアスロンバイクをロードバイクに変更した
諸事情あって奥さんのロードバイクを探してました。
諸事情はもう少し、時間をかけて整理しようと思いますが、TTバイク→ロードは初心者でも可能で、必要なのは思い切り。という内容です。
やればできる |
奥さんのバイクを決めるにあたり、次に自分が乗るなら何がいいかな色々と考えたのだけれど、今乗っているスペシャライズドのロードバイクがやっぱりいいんじゃないかなと最初は思ってました。
お、これ結構いいんじゃないの?っていうロードバイクを見つけたのだけれど、あまりにも自分のと似すぎていて(むしろ全く一緒?)、そしてちょっとかっこよすぎて女子向けじゃないと言うことで却下。サイズもやはり女子向けはなかなかなかったりします。
ロードでよくあるのは52というサイズでおそらく身長175cm前後のもの
そんな中、中古のトライアスロンバイクでなかなかいけてるものが出てきたので、判断基準が不明瞭になっている中、勢いで購入しちゃいました。
家に持ち帰り、少し乗ってみたものの、
ムリです。。。 |
これでは街乗りは無理。
前のオーナーさんも、結局ロードバイクに変更して、変更の理由は、「街乗りの時の取り回しが、、、」という話だったんだけど、確かにね。
というのもトライアスロンバイクはハンドルが4本出ていて、ギア変更のレバーとブレーキのレバーが別のハンドルに着いてるんですね。
街乗りだとかなり頻繁にギアの変更もするし、ブレーキもかける。そうなるといちいちハンドルを握り直さなきゃくて大変なわけです。エアロポジションもそんなに取れないし。
真ん中の2本がギア変更。両端がブレーキ。 |
ということで 、せっかくのトライアスロンバイクだけれどロードバイクに変更することにしました。
思い切りが必要(全部のケーブルを切って抜く!)
ロードバイクの整備についてはいろんな情報がネットに転がっているし、まぁ、乗ってるので、なんとかなると思ってましたが、トライアスロンバイクについては知識がなく、マジマジとどういう構造になっているのかチェック。
ネジの位置がわからなかったりで四苦八苦しながら構造を理解したのですが、結局、ケーブル全部切って抜かないと、変更不可、ということがわかりました。
全部のケーブル(ブレーキケーブルx2、シフトケーブルx2)を切って、抜き去るってのは結構思い切りが必要。
「もう元には戻れないぜ」と、一本のケーブルを切ったら、あとはスムーズでした。
最初のケーブルを切るのが一番ハードルが高かった。
ハンドルの取り換え
ケーブル切ってしまえば、もうどうとなれ、という気分で、一気に気分は晴れ晴れ。
ハンドルの交換なんて余裕です。
ただ、ネジ緩めて締めるだけ。
あとで調整するので軽めに止めときます。
ケーブルぴょんぴょん。 |
今回、女性用ということでハンドルの幅も狭くしました。
通常のハンドルは400mmですが、380mmを採用。
あまり、かわらないじゃん、と思ったのですが、取り付けてみるとだいぶ狭くなる。
幅360mmとかもあるものの、かなり選択肢がなくなります。
結論としては、女子には380mm。
シフトケーブルの交換
ケーブルは、レバーから一番遠い先端を切り落として、抜き去るだけ。
ケーブルの先端がほつれている場合は、そこは切り落とさないと抜けない。
シフトケーブル交換時は、シフトを一番下げた状態で、タイコ(ケーブルの端の留め金具)を固定するところが見える状態にして、タイコを押し込む。レバーを動かして、ケーブルが巻き込まれていかないと、当然、ギアが動きません。
ポイントはそれだけ。
あ、ひとつだけ。コンポーネント選びで一瞬ハマりそうになったのが、値段にひかれて安いのを買おうとしたら、10段変速用だった、という話。
同じShimano 105でも種類があるんです。
購入直前に気が付いて回避。気を付けよう。
同じShimano 105でも種類があるんです。
購入直前に気が付いて回避。気を付けよう。
今回コンポーネントはShimano 105でしたが、調整は結構簡単。ちゃんとしたロードバイクって整備楽だな、って思いました。
子供用の自転車を自分で整備する方がよっぽど大変です。
ブレーキケーブルの交換
これもシフトケーブルと一緒で、フツーに交換するだけ。
レバーとブレーキパッドのコンポーネントの種類が違うせいか、遊びが少ない感じ。
ちょっと調整余地ありそう。
トライアスロンバイクということもあり、後輪のブレーキ位置が特殊でフロントギアの真後ろあたりについてるのが、調整を困難にしている。。。
TTバイクを含む特殊バイクはメンテナンス性を犠牲にして、こういうエアロな工夫をしているんでしょう。
エアロロードはきっとメンテナンスが大変!
バーテープ巻き
で、バーテープもまかないといけません。
ハンドルの端からくるくる巻いていきます。これは1回やったことあるので余裕。
でもやっぱりちょっと失敗した。
巻き最後のテープで止めるところがイマイチ😂
まとめ
やったことは、、
- すべてのケーブルの取り外し
- TTバイクのハンドルの取り外し
- ロードバイクのハンドルの取り付け
- ロードバイクのブレーキ&ギアレバーの取り付け
- シフト用のワイヤーの交換
- ブレーキのワイヤーの交換
- バーテープ巻き
おぉ、、やっぱ、面倒じゃないか、かなり。
でも、これで整備は結構できる気がしてきた。
今回、ケーブルのアウターは交換しなかった(長さを短く調整したぐらい)ので、やってみれば、難易度はそこまで高くはなかったかな。アウターが車体の中を通っているので、アウター交換するときはちゃんと考えて抜き取らないと大変なことになるらしい。。。
これはやりたくないなー。
で、こうなりました!
あれ。完成形の写真がない。。。。後日Up! |
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自分は乗らないんだけど、いいよ、イイ感じ!